スナップショット(Linux Mintをインストールしたら、やるべきこと#1)
こんにちは。タカです。
インストール直後にLinux Mintにログインすると「ようこそ(Welcome Screen)」が起動します。
この「ようこそ」の「はじめに」に沿って初期設定をしましょう。
まず最初は「システムスナップショット」の実行です。
システムスナップショットとは?
システムスナップショット(Timeshift)は、万一に備えスナップショットを定期的に取得するツールです。
スナップショットを取っておけば万一の際、取得した日時の状態にシステムを復元することができます。
ただし、スナップショットは取得時点のイメージを同一マシンに格納しているのでディスク障害が発生した場合はデータを復旧することはできません。
スナップショットの取得設定と手動取得
1.「システムスナップショット」の「起動する」をクリックします。
2.「Select Snapshot Type」画面で、スナップショットの取得タイプを選択して「Next」をクリックします。
タカの環境ではBTRFSファイルシステムを使用していないため、RSYNCを選択します。
システムのサイズを見積もる処理が走るので少し待機します。
3.「Select Snapshot Location」画面でスナップショットの保存場所を指定します。
タカの環境では、sda1以外ないのでsda1を選択して「Next」をクリックします。
4.「Select Snapshot Levels」画面でスナップショット保存レベル(取得タイミングと世代数)を指定して「Next」をクリックします。
タカの環境では「ようこそ」画面の推奨どおり、毎日とブート時のスナップショットを2世代取得します。
5.「User Home Directories」画面でユーザのホームディレクトリをスナップショットに含めるかを選択して「Next」をクリックします。
タカの環境ではデフォルトの「Exclude All(ユーザデータはすべて除外)」を選択します。
6.「Setup Complete」画面で「Finish」をクリックします。
7.Timeshiftのダッシュボードが開くので、早速「Create」をクリックし、スナップショットを取得します。
スナップショットの取得処理が走るので少し待機します。
完了するとスナップショットが取得されたことが確認できます。
スナップショットの格納先
スナップショットの格納先は[/timeshift]配下に格納されます。
これで万一の際にシステムを復元できる…、かもしれません。
そのうち復元方法の調査も実施したいです。
では、今回はここまで。