タカのメモ

主に技術的なメモ

ソフトウェアソースの設定とアップデート(Linux Mintをインストールしたら、やるべきこと#3)

こんにちは。タカです。


インストール直後にLinux Mintにログインすると「ようこそ(Welcome Screen)」が起動します。
この「ようこそ」の「はじめに」に沿って初期設定をしましょう。

 

今回はアップデートマネージャです。

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Linux Mintをインストールしたら、まずはアップデート!!
と、そのまえにソフトウェアソースを設定しましょう。

 

ソフトウェアソースとは?

ソフトウェアソースとは、パッケージソフトをダウントードするサイトのことです。
アプリやセキュリティパッチのインストールやアップデート実行の際は、ソフトウェアソースに設定したサイトから対象のパッケージをダウンロードします。

 

ダウンロードサイトは世界各国にいくつもあって、各サイトに同じパッケージが配置されています。

ソフトウェアソースはデフォルトで設定されていますが、より早いサイトを設定するとアップデートが早くなります。

そのため、アップデートの前にソフトウェアソースの設定を変更します。

 

ソフトウェアソースの設定 

ソフトウェアソースの設定は「ようこそ」の中にありません。
なぜ…。

 

そこで左下の「Linux Mint のマーク(以後、メニュー)」から起動します。

 

1.「メニュー」→「システム」→「ソフトウェアソース」を選択します。

 

2.認証画面でパスワードを入力して「認証する」をクリックします。

 

3.「ソフトウェアソース」画面が開きます。
 初期状態ではアメリカとイギリスのサイトが設定されていますね。
 これを変更します。

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4.まずはメインのURL部分をダブルクリックすると「ミラーと選択」画面が表示され速度計測をしてくれます。
 一番早いサイトを選択し、「適用」をクリックしましょう。
 ベースも同じ要領で実施しましょう。

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5.変更が終わると「設定が変更されました」「[OK]をクリックしてAPTキャッシュを更新します」とメッセージが表示されるので、「OK」をクリックします。

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6.「キャッシュを更新しています」画面が表示されるので。しばらく待ちます。

    キャッシュの更新が終われば、「ソフトウェアソース」の設定は終了です。

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つづいて、アップデートを実施しましょう。

 

アップデートマネージャの実行

 

1.「ようこそ」に戻り、「アップデートマネージャ」の「起動する」をクリックします。

 

2.認証画面でパスワードを入力して「認証する」をクリックします。

 

3.「アップデートマネージャ」画面が開き、アップデート対象のパッケージ一覧が表示されるので「アップデートをインストール」をクリックします。 

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4.「このアップグレードにより、追加の変更がトリガーされます」画面が表示されるので「OK」をクリックします。

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5.再び認証画面が表示されるので、パスワードを入力して「認証する」をクリックします。

 

6.「ソフトウェアをインストールしています」画面が表示されるのでしばらく待ちます。

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7.再び「アップデートマネージャ」に戻り「このシステムは最新の状態です」と表示されれば終了です。

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アップデートは意外と頻繁に発生します。

 

右下に盾のアイコンが表示されればアップデート対象のパッケージが存在することを意味します。
その場合は盾アイコンをダブルクリックしてアップデートを実行しましょう。

 

では、今回はここまで。